二条城/狩野探幽
トーゴー:キュッ・キュッ・キュッと二条城の「うぐいす張り」は、
よく出来てるねぇ〜♪
ハロルド:歩くと、うぐいすが鳴くような音がする・・・。
敵からの侵入を防ぐための建築法やね・・・。
トーゴー:二条城と言えば、狩野探幽の障壁画・・・。
狩野派は凄いね・・・。
ハロルド:ただの職業絵師やろ・・・。
トーゴー:それいったら、ダ・ヴィンチやラファエロもだしな・・・。
でも、狩野派の場合、血族による徒弟制度だからニュアンスが
少し違うかもな!?
ハロルド:狩野家に生まれながらにして、
とんでもなく絵が下手な奴もおったんかなぁ!? 不器用な奴!?
トーゴー:そら、いたでしょ。
そういう人は、狩野派から抹消されてるんじゃない!?
グレイシー一族なのにケンカ弱い奴みたいな感じで・・・。
ハロルド:中でも狩野探幽は天才やったらしいね?
トーゴー:まぁ、ヒクソンな・・・。
ハロルド:グレイシーに例えるのやめい!!
読者が減るぞ!!!!!
トーゴー:その上、ヒクソン同様、
小さい頃より英才教育受けてるしな・・・。
狩野探幽は、二条城の障壁画を25歳の時、アートディレクションするのだけど、
それって凄くないか!?
ハロルド:今の25歳とちょっと感覚が違うんかもな?
職人として、もう立派に完成されていたんちゃう?
トーゴー:武家社会における職業絵師とか、職人とか言って
不当に低い評価をあたえられてきたが、
近年はその真価が再評価されているよ。
ハロルド:芸術家の個性を尊重する現代において、
狩野派の評価が必ずしも高いとは言えないのは事実やな。
トーゴー:でも、狩野派が約4世紀にわたって日本画壇をリード
して来た事も事実で、狩野派抜きにして日本絵画史を語れない・・・。
琳派の尾形光琳や、写生派の円山応挙なども
狩野派の影響から出発しているよ。
ハロルド:狩野派は、当時の大手ゼネコンやったと・・・。
二条城はその若社長、狩野探幽が指揮をとっていたと・・・。
トーゴー:だから、個性ウンヌンと違うんだよねぇ〜。
狩野派は電通でもあるから・・・。
組織的にブランディングはきっちりしてるよ、と言いたい。
プロ集団として、バッチリだよ!! 文句無しのフィニッシュ!!
逆に長谷川等伯とかは、この納得の障壁画を描けないでしょ・・・。
ハロルド:もちろん、個々の技術は相当な腕を持つ集団やし、
個人個人で表現させたら、面白い表現もするやろな・・・。
トーゴー:だから、狩野派はプロ集団だから・・・。
そのような制約の中で、この組織的表現は素晴らしいでしょ。
やっぱり・・・。
ハロルド:まぁ、俺も勤め人なので狩野派の気持ちがよくわかるわ・・・。
トーゴー:武家社会における職業絵師集団として狩野派の障壁画を
観てみると、二条城の楽しみ方も二乗に楽しめる・・・。
ハロルド:駄洒落か?
トーゴー:パトロンであった幕府があって、はじめて職業絵師集団(電通?)
としての狩野派は可能だったと・・・。
ハロルド:お前の駄洒落にはへきえきするよ!!


コメント (24)
ナガサキどす。
二条城、イイですよね〜。現存する城の障壁画はココでしか拝めませんもんね。
がしかし、たしか私が学生の頃に習った歴史においては、狩野派などの伝統派が世襲制度の元、芸術性の衰退(社会的には成功)を招いた と教わったような…。
それが証拠に狩野派を破門された英一蝶や、同時期に漢画を描いていた宮本二天などが後世ではその芸術性を評価されている。う〜む。
とかナントカ言って実は私も"狩野派" 派なんだけどね〜。
トーゴー氏は狩野探幽がヒクソンと例えておられますが、ワタクシは宮本二天こそがヒクソンだと思っております。
なぜって?
宮本二天はまたの名を宮本武蔵と名乗っておったからです!ちぇすと〜!
投稿者: ナガサキ | 2007年05月21日 20:23
日時: 2007年05月21日 20:23
宮本武蔵や英一蝶も、確かに良いですが、
クライアントが求めていたのはセレブ感!!
狩野派デザイン株式会社は、威圧的ともいえる
ゴージャス感を提供していた!?
投稿者: トーゴー | 2007年05月21日 22:11
日時: 2007年05月21日 22:11
余談。
自分と狩野派との出会いは小学生の時やった。
同級生の狩野さんという大きくて絵の上手い女の子やった。。
彼女も狩野派やったんかな。。?
ついでに二条城の南に住んでいた祖父母には死ぬまで名前を間違われてたなぁ。
京都余話二題でした。
投稿者: ハロルド | 2007年05月21日 22:37
日時: 2007年05月21日 22:37
狩野探幽
↑ところでよみかたは「かりのたんゆう」さんでいいのですか?基本的なことで大変申し訳ないのですが誰にも聞けずこんにちまで・・(笑)
この松のまるういかんじがほんとすばらしいな、と思います。
投稿者: 匿名希望M | 2007年05月21日 22:53
日時: 2007年05月21日 22:53
狩野(かのう)です!! それじゃ、
狩野(かのう)派は可能(かのう)だった・・・。
という、最後のダジャレが通じないじゃん!!
まぁ、ダジャレを説明するのも、
なんなんだけどね・・・。
はずかしい事させないでよぉ!!
投稿者: トーゴー | 2007年05月22日 00:02
日時: 2007年05月22日 00:02
狩野派の絵というのは時代の優美さを含んでて 桃山様式を更に引き立て、今の時代に眺めている私達に時間旅行を深いものへと導いてくれるようですね。障壁画と障壁画の間に流れる空気はやはり今の時代には無い空気です。狩野派も二条城も政治でありその中で早熟であった若い探幽は芸術家として、どこに向かおうとしていたのでしょうかね。。。話が飛ぶのですが先日観た「ドリームガール」という映画でブラックミュージックが支持されると共に人種差別の壁を取り払っていく姿と、絵師という武家社会での低い身分を文化や芸術の気高さを信じ組織を作りのし上がった狩野派が重なりました。。。映画も最後はお金の話になってしまうのですが。。狩野派も最後はお金だったのかなあ。。セレブなかのう派ということでカノウ姉妹の話をうまくひっかけたかったのですが。。トーゴさんのようなダジャレを使う勇気がでませんでした。。トーゴさんは勇者です☆
投稿者: 一翠 | 2007年05月22日 11:06
日時: 2007年05月22日 11:06
ダジャレは勇者ではなく、ただのオヤジです・・・。
江戸幕府の終焉とともに狩野派の存在意義が
なくなったということは、直訳すると「お金」でしょ。
狩野派デザイン株式会社は、金にならん
仕事は請け負わない、プロ集団だった!?
そのかわり、仕事はきっちりしますと・・・。
幕府おかかえの絵師が良いのか悪いのか別にして
狩野派はある種のプライドをもって
創作にとりかかってるのでしょう・・・。
ここは、金じゃなく・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年05月22日 14:36
日時: 2007年05月22日 14:36
中学校の修学旅行で班行動のゴール地点が二条城でした。
うだるような暑さの京都市内をバスを使って歩き回って着いた、ウグイス張りのシンとした空気を思い出します。
唯、好きだった別の班の女の子を捜すのに忙しくて、襖に絵が描いてあるなんて知らなかったですよ。
投稿者: bun | 2007年05月22日 14:43
日時: 2007年05月22日 14:43
あぁ〜、中学校の修学旅行ですか・・・。
その段階では、障壁画なんて観やしないですね・・・。
ウグイス張りに、ちょっとはしゃいで、
あとは、異性の事ばかり考えてる!!!
それ、自然ですよね〜。
修学旅行って、なんか異性の事、氣にしてましたよねぇ〜♪
う〜ん、多感ゆえに美術鑑賞を無視・・・。
まぁ、中学校の修学旅行で、じっくり狩野派の
研究をする子供ってのも、不気味だけども・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年05月22日 15:53
日時: 2007年05月22日 15:53
障壁画は、長年に渡って修復されているらしいです。金箔を貼ったりするおそろしく繊細な作業風景を見せてもらったことがあります。毎日昔の名品に向き合って、たぶん一生その作業をするっていう仕事。どうですか?トーゴーさん。地味やけど、ちょっとうらやましくない? それから質問、色あせたオリジナルの作品か、当時の色を取り戻した復刻版。どちらがいいですかね。
投稿者: 喬峯 | 2007年05月25日 20:22
日時: 2007年05月25日 20:22
私は断然復刻しまくりです。
当時の美の空気と現代とのギャップを楽しみたい。
復刻する事で技術の継承もできるしね。
現代アートの復刻の方が問題多そうですね。
投稿者: ハロルド | 2007年05月25日 23:47
日時: 2007年05月25日 23:47
喬峯さん、はじめまして。
名品と一生向き合う修復の仕事・・・。
「ある種のうらやましさ」があります。
俺の場合、やや「うらやましい」が強い・・・。
って、言うのは単純に生れてこのかた九時五時の
仕事っていうのを経験してないというのもありますが。
って言うかできないのかも?だから、
憧れに近いものがあります・・・。
オリジナルか復刻版!?
やっぱ、リーバイスでもビンテージを求めるタイプ
ですので、オリジナルです。
復刻版も買ってはくけどね・・・。
う〜ん、難しい質問だなぁ〜。結局は実際のところ
復刻版のジーンズをはく事が多くなるなぁ・・・。
俺の美意識は絶対、オリジナルです・・・。
色褪せた中にも、漂う妖気というか、生の雰囲気を
感じ取りたい・・・。
でも、復刻版を観たい気持ちというのも、
同時に持っている・・・。
容易に二者択一できない問題ですねぇ・・・。
観光客の事まで考えると難題ですねぇ。
まぁ、復刻版は復刻版でいいやん!!
喬峯さん、お主、なかなかやるな!?
でも、喬峯さん逆に質問!!
古くなって保存状態の事考えて、
ガラスケース越しにオリジナル観るのってのも、
どうなのよ!?
投稿者: トーゴー | 2007年05月26日 00:35
日時: 2007年05月26日 00:35
日本の美術館とか博物館は、ガラスのケースとかに入ってることが多いですね。作品を楽しむ上では、できるだけなくしてもらいたいものです。でもどうしても触りたくなってしまう人もいるし、無理なのかなぁ。ミュージアムに関わらず、日本は取り合えず「柵」が多いのでしんどいくないですか?公園や高速道路等、全部取ってしまったらどんなにすっきりして、景色を楽しむことができるんでしょう。ちなみに私もオリジナル派です。
投稿者: 喬峯 | 2007年06月01日 16:01
日時: 2007年06月01日 16:01
ガラスケース廃止。
無理じゃないと思いますよ・・・。
西洋の美術館は、やってるじゃん!!
模写もOKだし、記念撮影、写真もOK
だったりするじゃん・・・。
まぁ、日本人に記念撮影OKしたら、
美術鑑賞どころじゃなくなってしまうけどね。
日本人には、芸術って高尚に崇めるってのが、
合ってるって訳なのでしょうかねぇ・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年06月01日 18:57
日時: 2007年06月01日 18:57
そういえばメジャーリーグも、
金網という「柵」がないですねぇ・・・。
日本の球場には絶対あるのに・・・。
でも、喬峯さん、プロレスには
「柵」が必要なのは、わかって下さい。
「柵」越えの必殺技とかありますから・・・。
「柵」を使った危険な攻撃とか・・・。
相撲には、「柵」ありませんね・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年06月01日 20:12
日時: 2007年06月01日 20:12
狩野探幽さんの二条城にある絵は、もっとありますか??
投稿者: 有 | 2008年06月18日 09:11
日時: 2008年06月18日 09:11
狩野探幽さんの二条城にある絵は、もっとありますか??
投稿者: 有 | 2008年06月18日 09:11
日時: 2008年06月18日 09:11
晩云繁とロシア繁が
投稿者: 忽 | 2008年06月26日 05:09
日時: 2008年06月26日 05:09
晩云繁とロシア繁が
投稿者: 忽 | 2008年07月05日 19:02
日時: 2008年07月05日 19:02
晩云繁とロシア繁が
投稿者: 忽 | 2008年07月08日 19:18
日時: 2008年07月08日 19:18
峠械
投稿者: 淫哨 | 2008年07月18日 16:28
日時: 2008年07月18日 16:28
投稿者: 飛卦り | 2008年08月01日 22:42
日時: 2008年08月01日 22:42
投稿者: 匿名 | 2008年08月06日 17:48
日時: 2008年08月06日 17:48
晩云繁とロシア繁が
投稿者: 忽 | 2008年08月09日 18:11
日時: 2008年08月09日 18:11