祈りの旅路/平山郁夫/東京国立近代美術館
トーゴー:現役日本最強王者の展覧会でも観ようか?
ハロルド:せやな。行っとこか・・・。
トーゴー:俺ね、加山又造・横山操・平山郁夫の日本画三羽ガラスの中で
平山郁夫氏だけなんとなく避けて来てるんだよね〜。
ハロルド:なんで、ひがみ?
トーゴー:そういった記事や本もあるじゃん!
逆に田舎帰ったら部屋中、平山郁夫氏のシルクスクリーンだらけで
トイレにまで氏のカレンダー。
正直、まともに観る前に情報がありすぎて、別に今更回顧する必要ない
と思って過ごしてきた・・・。
ハロルド:まぁ、お前はちょくちょく院展などで観てるしね・・・。
トーゴー:そうそう。デパートとかね・・・。
それで平山郁夫氏はわかった氣になってた・・・。
高額納税者番付芸術家部門第一位という情報とともに・・・。
ハロルド:なんか画家というより政治家みたいな風貌してるよな。
トーゴー:最近になり、氏が平成の洛中洛外図を発表したりして
京都の名所や行事などを描いてる事から非常に興味を持った・・・。
その表現方法が伝統的な洛中洛外図の風俗屏風としての性格を
持ち合わせるとともに、京都の歴史が作り出した重層的な文化の深さを
感じさせながら、同時に御所や二条城を取り巻く現代の高層ビル群を描き込む。
時代の変化に伴い徐々に移り変わりゆく景観を表現している所が面白いと思った。
ハロルド:平山郁夫氏と言えばシルクロードやね。
トーゴー:仏教伝来のロマンなんだよね・・・。
氏は語る「シルクロードは私の絵の道であり、
私の一生を賭けた仕事の道でもある」と。
ハロルド:俺も今回の展覧会で平山郁夫氏の仕事、
今更ながらに平山ワールドというのがわかった氣がする・・・。
結果を言えば、いだいていたイメージよりも良かった。
トーゴー:そうなんだよ。
やっぱり良いんだよ。平山郁夫氏の世界は・・・。
俺は初期の時の「建立金剛心図」に惹きつけられた。
30代で釈迦に自身の日本画の道を深めたいと念じる姿を
重ねる辺りが、凄いね・・・。
ハロルド:苦行する釈迦の姿に苦しみもがく自分の
人生を重ねあわせる事で、重厚感や絵の深みを増し、
画面は、岩絵具を幾重にも重ね厚塗りの技法で、とても神秘的なんやね〜。
トーゴー:平山的幻想画の世界・・・。
ハロルド:俺は平山郁夫氏のシルクロードにも確かな歴史の重みを感じたが
「浄土幻想」という絵に興味を持った・・・。
平和を祈る氏の強い思いが、この心象風景から伝わって来る・・・。
トーゴー:平山氏については、ぶっちゃけ批判的に観てみようかな?
と思ったけど、全体を通じて観てみると象徴的でロマン溢れる作品群に
圧倒され、その壮大なスケールに感動したよ・・・。お前は?
ハロルド:いくらなんでも平山郁夫はベタいやろ!! と思ってたが、
意外とハマってしもた・・・。
TVドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を観てみたら、
意外と考えさせられた・・・。みたいな感じ・・・!?
トーゴー:そうそう。ついつい長渕剛の歌に涙するみたいな感じだね!?
ハロルド:・・・。それは、俺には無いわ!! 一緒にするな!!
俺はオフコースやけど・・・。


コメント (11)
そうなんです。京都高島屋の展覧会をみたときは全く感動しなかったのですが、今回あらためてパノラマの壮大さは凄かったです。そして画家にとってモチーフをみつけることの大切さがわかりました。売店で売っていた素描画集をみたら、やはりすごい。テレビでもアトリエの隣の部屋に膨大なスケッチを保管しているところを取材していましたね。
投稿者: かおり | 2007年10月23日 18:22
日時: 2007年10月23日 18:22
[高額納税者番付芸術家部門第一位]
絵を見ても、絵を見る前にもなんとなく、ここで判断されがちなのは、やっぱりヒガミなんでしょうね。
芸術家は貧乏であれ!って
エヲミテ エヲミロ!!!
投稿者: bun | 2007年10月23日 19:02
日時: 2007年10月23日 19:02
はじめまして!かおりさん、
幻想的な画風にオリジナリティ、
そこには人間存在の原点としての仏教と、
それを伝える為に幾多の困難を乗り越えて来た
人間の苦闘への、深い思いがうかがえますね。
実はスケッチも味があって上手いですよね・・・。
やっぱり、良いんだよなぁ。平山ワールドは・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年10月23日 19:07
日時: 2007年10月23日 19:07
エヲミテ エヲミロ!!!
正直、その上でちょっとひがんでました・・・。
でも、大人になって真正面から観てみると
良かったりするんですよね・・・。
あっ、あまり平山ワールド絶賛すると
反発もあるかも!! 氣をつけよ・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年10月23日 19:20
日時: 2007年10月23日 19:20
とうとうきてしまいましたな…
平山郁夫を取り上げる日が… 避けては通れない日本美術界の踏み絵みたいなもんですからなぁ〜。お二人はうまく“消化”されたようですが、ワタシはまだそこまで大人になりきれません。
なぜって?それは…あの…なんとなく、紳助がときたまするエエ話みたいな、黒柳徹子のアフリカでの涙みたいな、みのもんたの暗いニュースの後の神妙な顔みたいな感じを氏の作品から感じてしまうんです。これってワタシだけ?
ま、自分が小僧だという事でしょうな〜。今回は色々考えさせられました。
でも、お二人の音楽のセンスだけは信じられません!
男は黙って浜省でしょっ!!
投稿者: ナガサキ | 2007年10月23日 19:32
日時: 2007年10月23日 19:32
さすが、コメントの食いつきが早い・・・。
これも含めて平山ワールドは凄いという事でしょうか!?
確かに策士的な匂いはしますよね・・・。
でも、もっとフラットになって観てみれば・・・。
浜省もそうゆう観点からアリです!!
投稿者: トーゴー | 2007年10月23日 19:54
日時: 2007年10月23日 19:54
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投稿者: 淫哨 | 2008年07月12日 03:30
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投稿者: 淫哨 | 2008年07月25日 01:28
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投稿者: ホストクラブ | 2008年08月01日 22:08
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投稿者: 飛卦り | 2008年08月01日 22:46
日時: 2008年08月01日 22:46