チャック・クローズ
ハロルド:NYで一番印象に残った作家は?
トーゴー:やっぱり俺はチャック・クローズだなぁ・・・。
ハロルド:誰、それ?
トーゴー:1960年代後半のデビューから長い間、
第一線で活躍中のアーティストだよ。
メトロポリタンやMOMAにも作品が収蔵されていて、
いつでも観れる・・・。
ハロルド:魅力は?
トーゴー:チャック・クローズは1988年に卒中で倒れ、
全身麻痺で失意の入院生活を余儀なくされる・・・。
そこから車いすの生活になるのだけど、二人の娘と妻を
養う為にリハビリに励み、仕事(アート)に戻る事だけを考えて来た。
ハロルド:不安もあったやろうね・・・。
トーゴー:チャック・クローズの絵に対する執着への最初の記憶は
4才の時の誕生日に、イーゼルが欲しくて親にせがんだ事らしい。
ハロルド:4才の子がイーゼルをせがんだ・・・!?
トーゴー:数学などの科目はは苦手だったというが美術に関しては
すべてにおいて誰よりも抜き出ていたとと言う・・・。
マサチューセッツ州で教職の傍ら制作に励んでいたが、周囲の無関心に
失望し27才の時にNYに移ろうと決意した・・・。
ハロルド:この作家の作品って、大きいの?
トーゴー:めちゃくちゃちゃデカイ!! 当初は試行錯誤してたけど、
3メートル近い画面に正面の頭部のみという「規制」の中にテーマを求め
独特の世界を築いた・・・。
ハロルド:なるほど・・・。
トーゴー:最初の頃は画面に毛穴から毛筆一本一本に至るまで克明に描き込まれた
スーパーリアリズムならぬハイパーリアリズムの作品を発表していたが、
作品は超写実からリアリズムを保ちながらも色面集合絵画へと変貌し、
近距離里で観ると抽象絵画的様相さえ帯びる独特の世界・・・。
迫力と不思議な美の深みが増して来ていると思う・・・。
強烈な力強さもあるしね。そこが魅力・・・。
ハロルド:確かに、車いすのハンディがあるとは思えない迫力やな・・・。
トーゴー:彼は言う。「多くの人達が支え、助けてくれた。
私にとって最も大切なモノは、そうした人達、そしてアートだ。
仕事さえしっかりしていればチャンスをものにでき、自分の宇宙をすべてに
作用させていくことができるからね・・・。」
「私は時代の流れに逆らってはいない。ただ自分のすべき仕事をしていれば、
アートシーンのどこかに私は存在している・・・。」と・・・。
ハロルド:お前、やたらファンやね・・・。おっかけみたいや・・・。
トーゴー:実際、チャック・クローズの家の前まで何度も行ったしな・・・。
さすがに入る勇気はなかったけど・・・。
ハロルド:アブナい奴やな〜。お前、外国で何してるんねん!!
ストーカーに近いやん!!
トーゴー:俺はアートで心を惹かれた人物には
とことん追求するたちなんだよ。
NYでは荒川修作ん家にも行ったしな!!
ハロルド:あぁ、そうなんや・・・。アートの力やね。
トーゴー:こないだも、健介道場に行って来たし・・・。
ハロルド:北斗おった・・・?


コメント (5)
何、このアート、むっちゃかっこええやん!
なんか骨太のアーテイスト根性を感じますよね。
今後、要チェックしときます。
にしても、トーゴー氏はかなりの健介ファンとお見受けします。前回のブログでも書いてたし…。
「ポカやった!」
投稿者: ナガサキ | 2007年10月16日 17:21
日時: 2007年10月16日 17:21
チャック・クローズ・・・
しびれますね。
白黒自画像のほうは初期作品ってことですかねぇ。
色付き自画像。
そんな身体になってしまったからなのか、
悲壮感が漂わず、停滞みたいなものがないのがいいですね。
健康な人間のほうが、不健康な思考に犯されるってことかな。
投稿者: bun | 2007年10月16日 17:59
日時: 2007年10月16日 17:59
ナガサキさん、
「ポカやった!」は、Uインターと新日の
全面対抗戦での健介負けブック(対戦相手・垣原)
後の記者会見での一言ですよね・・・。
健介ファンというより、北斗のプロデュース力は
ある意味、ブランディングですから好きです。
bunさん、
白黒の[Big Self-Portrait]と
いう作品は1968年の自画像です。
14ヶ月を費やして制作されてた大作です。
健康な人間のほうが、
不健康な思考に犯される・・・。
それは、経済の発展が人類の退化みたいな
考え方でいいのですかねぇ・・・。
投稿者: トーゴー | 2007年10月16日 19:09
日時: 2007年10月16日 19:09
斌瞳を
投稿者: うつ押 | 2008年05月26日 16:26
日時: 2008年05月26日 16:26
ノリ
投稿者: ホストクラブ | 2008年08月09日 17:56
日時: 2008年08月09日 17:56